エリック・クラプトンや彼のギターテックであるリー・ディクソンがRomanyを使用することになったきっかけを設計者のデニス・コーネルが語ってくれました。

デニスコーネル・インタビュー

エリック・クラプトンのギターテックであるリー・ディクソンと私は製作中のエリック・アンプのため、よく一緒に作業をしていたんだ。

そんなある日、リーが私に言った。
「家でギターをプレイするのにちょうどいい小さなアンプが欲しいんだ。」
それで私は彼に私が設計したRomanyアンプを紹介したんだよ。
「そのアンプは、10Wから20Wに出力を下げるパワースイッチも付いている。ホーム・ユースには、丁度いいと思うよ。」
リーは本当にいい奴なので、彼に一台のRomanyをプレゼントすることにした。誤解しないで欲しいんだが、それは彼がエリックとつながりがあるからという理由だけではないんだよ。

しばらくして、エリックも自宅で使うための小型アンプが必要となったので、リーは私がプレゼントしたRomanyアンプをエリックに「これはデニスが作った小さくて本当にいいアンプだよ。」と言って渡したそうだ。
その後、エリックがこのRomanyを非常に気に入ったことを聞いたリーはうれしくなって、彼のRomanyをエリックへの贈り物としてあげてしまったんだ。
私は、この話をリーから聞いて本当にうれしかったよ。エリックは、いまだにこのアンプを愛用してくれているそうだ。結局、リーに新しいRomanyを作ってプレゼントしたよ。

このようなことがあって、エリックはさらにエリック・アンプ(CUSTOM 80)の完成が待ちどうしくなったようだね。