DECIMATOR PRO RACK G
価格:オープンプライス

■特徴
・新世代NRテクノロジー
・60dbノイズ・リダクション
・Time Vector Processing
・簡単なオペレーション
・ギター・トーンには影響を与えない
・入力信号のダイナミックに再現
・特許申請中のNRテクノロジー
・ポリッシュ・クローム・シャーシ
iSPは究極のギター・パフォーマンスのための斬新な製品で、特許出願中のDecimator Pro Rack Gを発表いたしました。このギター・ノイズ・リダクション・システムは、リアル・タイム・ノイズ・リダクション・パフォーマンスの新しい基準を明確にしました。Decimator Pro Rack Gは、ラック・マウントのデュアル・チャンネル・ノイズ・リダクションで、特にハイ・ゲイン・ギター・アンプ用に設計されたシングル・エンドのノイズ・リダクションを2チャンネル装備し、一つは直接ギターのノイズ・リダクションとして使い、そしてもう一つをアンプのゲイン・ノイズ対策として使うことができます。チャンネル1は、50もしくは60サイクルのハム・ノイズやその他のノイズをはじめ、ステージ・ライトのノイズ等、楽器から拾われるあらゆるノイズを排除します。チャンネル1の出力は、ギター・アンプの入力より前につながれ、ギターが拾う全てのノイズを取り除きます。チャンネル2のコントロール回路は、ハイ・ゲイン・ギター・アンプのエフェクト・ループに接続されたギター信号を直接探知・追跡します。これでどんなにエフェクト・ループのシリーズ接続をしたノイズのひどいアンプ・システムでも静かにできるでしょう。また、多くのハイ・ゲイン・ギター・プレイヤーが格闘している典型的なハイ・ゲイン・フィードバックを解決します。この問題がどれだけ難しいかお分かりになると思います。スタッカートで音符を弾いていると、音符の間にキーッというノイズや、フィードバックの破裂音が入ることがあります。実質これらのノイズをコントロールするのは不可能ですが、Decimator Pro Rack Gがあればこの問題は解決します。チャンネル1とチャンネル2のスレッショルドを正しくセッティングすれば、これらの問題は消え去るでしょう。Decimator Pro Rack Gは、大変使いやすい1Uラック・サイズにロー・レベル下方エキスパンダーとロー・パス・フィルターを備えたデュアル・プロセッシング・チャンネル仕様になっています。また、リアルタイムのノイズ・リダクション・システムにおいて最も効果的でダイナミックなリリース・レスポンス特性を提供する、「Time Vector Processing」(iSP Technologiesの特許出願中)がベースになっています。このTime Vector Processingのダイナミック・レスポンス回路は、下方エキスパンダーとダイナミック・フィルター両方のリリース・タイムを絶えずコントロールします。Decimator Pro Rack Gは、驚くべきノイズ・リダクションであるだけでなく、ゲインやチャンネルの切り替え時に毎回スレッショルド・セッティングを調整しなければならない問題を改善しています。両チャンネルのレベル・ディテクト回路を使ってギター信号を入力することによって、Pro Rack Gでは一度セットしたスレッショルドを再度調整する必要はありません。これにより、クリーン、クランチでも、桁外れのハイ・ゲインでさえも適切なスレッショルドでプレイできます。もしペダルをお使いでしたら、チャンネル1アウトプットと、ギター・アンプのインプットの間にインサートしてください。下の図は、ハイ・ゲイン・アンプと組み合わせた典型的な接続例です。

Pro Rack Gではクリーン・トーンからディストーションに変える時などに、どのようにしてスレッショルドを調整することなく対応できるのか?という質問をよくギター・プレイヤーから受けます。Pro Rack Gはノイズ・リダクションのチャンネルを2つ持っています。ギターは、直接チャンネル1の入力に接続し、チャンネル1とチャンネル2の両方に働くレベル&周波数ディテクターがギターの入力信号を計測します。これは、クリーン・サウンドからハイ・ゲイン・ディストーション・サウンドに変えることが、ディテクターに発見されることによって信号自体に影響を与えることはないということを意味し、Decimatorのチャンネル1は、トランスフォーマー・ハムや、ライト・ノイズ等のギターのピック・アップが直接拾ってしまうノイズを排除するために使えるということを意味しています。それらのノイズを排除するためには、チャンネル1のスレッショルドを簡単に調整するだけです。チャンネル2は、アンプ側(直列のエフェクト・ループが必要です)のエフェクト・ループにインサートしますが、このチャンネルはハイ・ゲイン・プリアンプ・ノイズや、グラウンド・ループ・ハム・ノイズ他、この接続チェーン内のすべてのノイズをきれいにします。この一連の工程の美しい所は、チャンネル2はハイ・ゲイン・ノイズを排除しながらも、実際のギター・シグナルにも反応しているところです。通常、これらのギターのシグナルは、チャンネル2のディテクターが追っているようなハイ・ゲイン・シグナルよりもずっと高いダイナミック・レンジなのです。チャンネル2のスレッショルドの調整によって、ギター・シグナルがノイズの中に減衰していく時のゲイン・ノイズも全て排除するとともに、クリーン・チャンネルのためのセッティングも提供してくれるでしょう。
Time Vector ProcessingはDecimatorがこれらの驚くべき透明性を実現するためのコア・テクノロジーになっています。長い時間の入力信号のエンべロープと短い時間の入力信号のエンベロープを比較して、“Time Vectorもしくは“Time Correction(時間補正)シグナルを発生させます。この時間補正シグナルは、エキスパンダーとダイナミック・フィルターのリリース・レスポンスをダイナミックに変化させます。もし入力信号がゆっくり減衰していく長いサステイン・ノートだとすると、Time Vector Processing回路はそれを感知し、ゆっくりとスムースなリリースになるようなリリース・タイムを設定します。逆に入力信号が早く、減衰の短いスタッカート・ノートだとすると、Time Vector Processing回路は下方エキスパンダーと、ダイナミック・フィルターの極度に早い反応のリリース・タイムを瞬間的に変化させるための時間補正信号を作り出します。Time Vector Processingは入力信号を連続的にモニターし、Decimatorが適応してどのようなギター・シグナルにも最適に対応するようなリリース・タイムに変えます。Time Vector Processing回路は、1から1000まで可変の反応タイム・レシオを用意しています。このレベルの順応性と性能を持つリアルタイム・ノイズ・リダクション・システムは他にないでしょう。

以下は、あるDecimator Pro Rack Gユーザーのレビューです。Pro Rack Gがあなたのサウンドにどのように影響するか想像してみてください!

“終わりそうもないと思われた、私の究極のノイズ・リダクション探しは、遂に完結しました!現在市場にある全ての機材を試すのに非常に長い時間をかけてきましたが、Decimator Pro Rack Gは文句なしの製品でした。私の知る限り最も透明で、スムースで、反応も最速です。セットアップやつまみの調整等ほとんど時間はいりません。そしてその性能も驚くべきものです!スーパー・ハイ・ゲインでも歯切れが良く、それでいてロング・サステインにも向いています。誤って弦に触れた時の嫌な雑音も、もはやなくなりました。もう一つの素晴らしい点は、クリーン・トーンや、クランチもしくはハイ・ゲイン等々、どのようなアンプ・セッティングにもDecimatorのセッティングを変えずに使えるということではないでしょうか。これは驚くほど良くできています。Buckをはじめ、ISP Technologiesのチームのみんなにはこのような素晴らしい製品を開発してくれて、とても感謝しています。ありがとう!”

Mike Gilbert -Severed Savior

Decimator Pro Rack G Technical Specification:
入力インピーダンス:470KΩ
出力インピーダンス:1KΩ以下
最大入力レベル:+20dbu
ダイナミック・レンジ:118db以上
エフェクティブ・ノイズ・リダクション:120db以上
消費電力:350mA
THD:.05%以下
サイズ:4.4H×48.3W×17.8D(cm)